ガルパ備忘録

基本的にはガルパのイベントストーリー、アニソン関連の新譜の感想などを書いてます

【ガルパ】【感想】シンプルで純粋な感情

ノーブルローズが完結して、Roseliaのストーリーでやることがなくなった。
そう思っていたら、ノーブルローズで得たものを言語化するストーリー。
クラフトエッグはどこまで優しいのでしょうか。

今回は内容的に書くか迷ったのですが、備忘録ということで書いてみます。

現在、何かに夢中になっていて、無我夢中に追いかけている人は読まないことをお勧めします!
個人的にその熱は言語しない方が、楽しいと思っています。

あらすじを追いつつ感想を書いていきます。
当然ネタバレありきなので注意!

 

 

1.FWFを終えて

 

三部作のノーブルローズの着地点としてRoseliaは、自分達の実力以上の力を出し切り大成功を収めました。

 

バンドストーリー第一章から目標にしていたFWFに出場し大成功を収め、Roseliaは次に進むべき道を模索しています。

 

その指針としてFWFのステージでメンバー全員が感じた「熱」がキーワードとなります。

 

 

2.「熱」の正体

 

FWFのステージで感じた熱の正体を、例のごとくファミレスで話し合うRoselia

それぞれが自分の感情をなんなく言語化していきます

 

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Roseliaが好き

これを自覚して噛みしめる瞬間の気持ちが「熱」を帯びることにメンバーは気づきます。

ストーリーとしてはそれを再確認するだけと言ってしまっても間違いではありません

 

ただしこの過程を経てたどり着く「好き」という着地点の先には、言い表し難い心地よさがあると思います。

3.シンプルで純粋な感情

この「熱」という概念について、考えてみます。

例えば、本当に好きなアーティストのライブに行くと楽しいし、何度でも足を運んでしまうと思います。

 

自分は以前、何でこんなに遠征までしてライブに行くのだろうと冷静に疑問に思ったことがあります。

普通に異常なレベルだったので。

 

そのアーティストに対する自分の行動全てに「なぜ?」を問いかけていきます。

なぜ、ライブに行くのか?

⇒曲が好きだから

なぜ曲が好きなのか?

⇒.....

 

 

人それぞれ色んな方向に枝が伸びていくと思います。

 

色々な方向になぜ?の枝を伸ばしていくと、必ず1つの場所にたどり着いてしまいます。

「○○が好きだから」

 

至極当然のことだと思います。

好きだからライブに行くし、グッズも買うし、応援もする。

当然でシンプルな答えだからこそ、なぜ?を問いかけた結果として根幹にある自分の感情ということに間違いはなさそうですよね。

 

この過程を経てたどり着いた「好き」という感情は、

衝動的に自分の心の中に生まれたワクワクやライブの盛り上がりからくる一過性のものではなく、自分の感情と向き合った結果たどり着いた、根幹にある感情を言語化したものになります。

 

この瞬間「結局、○○が好きなんだなぁ」と自分の中で熱の正体を完全に腹落ちさせることができるのです。

少しいいなと思ったから感じる「好き」とは違う

その対象に対して感じた様々な感情から、本当に根っこにあるものだけをくり抜いた結果現れた「好き」という感情。

それを自覚した瞬間、本当に心があったかくなります。

 

「好き」という感情に気づけたこと、そのきっかけがあったこと。

当たり前のことをふとした時に幸せなことだと自覚する瞬間。これが一番幸せなのです。

そして友希那達の感じた「熱」なのではないでしょうか。

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なによりそんな風に思えた経験をすると「自分の選択」に間違いがなかったという成功体験になります。

この経験が自分の精神をより揺るがないものにしてくれると思います。

座右の銘を決めるなんていう行為も、自分の根幹にあるものあえて言語して定義するという営みですよね。

「やられたら、やりかえす。倍返しだ」半沢が揺らがないのは、この言葉を定義したからでしょうか?笑

 

ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

 

 

おまけ:屁理屈でもいいから自分を納得させること

ここから完全に余談です。

 

オタクはよく悩む生き物で自分も昔はよく悩んでいましたが、自分の考え方に矛盾があることが問題になることが多いかと思います。

 

つまるところ、自分をどう納得させるかが全てです。

 

他の人が聞いたらなんだそれ?と思う論理でもいいから、自分の中に生まれている感情を肯定してあげてください。

それがどんな考え方であれ、社会不適合者ではなくその人の”個性”なのです。