ガルパ備忘録

基本的にはガルパのイベントストーリー、アニソン関連の新譜の感想などを書いてます

【ガルパ】【イベスト感想】””選択””と””肯定””

 

ノーブルロース完結。

 

Roseliaというバンドがバンドストーリー2章で完成。

Roseliaの1人1人がノーブルローズで1つの着地点にたどり着きました。

 

ガルパ上の時間で2年、リアルタイムだと3年がかり。

バンドリ!ガールズバンドパーティ!」というコンテンツに頭が上がりません。

 

今回はピックアップされている友希那と紗夜の変化に注目しつつ感想を書いていきます。

 

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1.これまでの友希那

友希那がRoseliaを作ったきっかけ。

 

それは「父の無念の晴らすため」でした。

 

友希那の父はバンドをやっていました。その影響で友希那も自然と歌が好きに。しかし、友希那の父は「FUTURE WORLD FES」に出場するという夢を達成できず、音楽を辞めてしまいました。

 

友希那はその無念を晴らすため「道具」として音楽に向き合います。

とても褒められた向き合い方ではないと自覚しつつも「自分には歌うことしかできない」と選択し歌い続けました。

 

その過程で「頂点」「高み」という言葉を掲げ「技術で圧倒するバンド」として最初のRoseliaが生まれました。

 

しかし、バンドストーリー2章で小手先だけの演奏が観客に響かないことを思い知らされます。そして、「Roseliaとして」自分はどうあるべきかを個人個人が自覚することでRoseliaというバンドがようやく1つになり完成。「FUTURE WORLD FES」へ向けて5人で走り始めます。

 

 

そんな過去を今回の新曲「Song I am」を作る過程で振り返った友希那。結局自分は「歌い続けることしかできない」という結論にたどり着きます。

※バンドストーリー2章でも同じことを言っていました。

 

しかし、新たなスタートを切ろうとするRoseliaに対して、自分には何の変化もないことに気づきます。

 

2.友希那の選択と肯定

「歌い続けることしかできない」

この結論も過去と現在では根幹にある気持ちが全く異なります。

 

<過去>

””父の無念を晴らすために””歌い続ける

※歪んでいると自覚している

 

<現在>

””歌うことが大好きだから””歌い続ける

※自分の中で納得できている

 

この変化に気づいた友希那は「歌い続ける」という自分の選択を肯定することができました。

 

3.紗夜の選択と肯定

紗夜がギターを始めたきっかけは「妹(日菜)を見返すため」です。

1度聞けば演奏できてしまう天才の日菜。

妹、日菜の存在に紗夜はコンプレックスを抱いていました。

※イベントストーリー「秋時雨に傘を」で取り上げられています

 

紗夜もまた歪んだ理由でギターと向き合っていましたが現在は違います。

 

<過去>

””妹を見返すために””ギターをやっている。

※歪んだ理由であると自覚し、負い目を感じている。

 

<現在>

””過去の自分を乗り越え自分の音色を奏でるために””ギターをやっている。

※自分で納得し向き合えている。

 

紗夜も「ギターを弾く」という同じ選択を肯定できるようになったことでまっすぐな気持ちでギターと向き合えています。

 

4.選択と肯定

過去の自分の選択に後悔していること。

多分誰にでも1つはあると思います。

 

でも、それは一生背負い続ける足枷なんかじゃありません。

その選択を未来の自分が「肯定」できた時、足枷は行動力に変わっていくはずです。

 

「あの時の失敗も結果的に今となってはプラスになっているから!」と自分を肯定してあげることでマイナスからプラスに変えることができます。

 

過去の事象は変えられないけど捉え方を変えることはできます。

 

もちろんただ開き直ったり棚に上げることとは別なので簡単なことじゃない。

でも悩み抜いたその先で肯定できれば自分の新しい装備になります。

 

そうやって前を向き続ける大切さを教えてくれた”””今の”””Roseliaが本当に大好き。

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ここまで読んでいただいてありがとうございました。