【ガルパ】【ネタバレ有】イベントストーリー 「それぞれの道、結ぶ茜空」感想
こんにちは!
「ガルパをやってるけど、ストーリーは読んでない...」
「音ゲーとして楽しんでる!」
という人はイベントストーリーをぜひ読んでほしいと思う日々を過ごすかーくんです。
【目次】
0.はじめに(ガルパのストーリーとは)
音ゲーのストーリーってどんなものをイメージしますか?
ナナシスとかはしっかりしてると聞きますが、多くのゲームでは「○○たそと△△ちやんの掛け合い。萌ぇ~~^^」という成分が多いです。
特にガルパがリリースされた時はスクフェスとデレステが競合にいて、
スクフェスとデレステはストーリーを重視して作っていないと思います。
そのストーリーをあまり重視していなかった界隈に
「5バンド・25人の女の子たちのことを一人の人間として考える」
というマインドで乗り込んだのがガルパです。
気になった方はこの記事を読んでみてほしいです!
1.モカの抱える悩み
今回のストーリーでは蘭が華道の作品展に出典することになります。
蘭はバンドストーリー2章以降、ブレない芯を獲得して無敵状態ですよね。
そんな中モカの置かれている状況をよくあるモデルに当てはめて整理してみます。
1.現状
・華道(モカとは違う道)を頑張る蘭の背中を追いかけると決めた
2.理想
・蘭の背中を追いかけ続け蘭を支える
3.ギャップ
・蘭が華道の道をどんどん進み続け、モカが支えてあげられる領域から蘭が飛び出してしまう。
図にするとこんな感じ
ずっと一緒にいた幼馴染もそれぞれの人生を歩み始める。
「高校生の頃はめっちゃ仲良かったけどあいつ今何してるんだろ。。」
って友達が私には何人かいます。
だからこの不安は共感できました。
私はおじさんですがモカは高校生。
不安定になるのも無理はないですが、ストーリー内のモカは
自分の問題とし、メンバーに迷惑がかかるからと”いつも通り”を演じます。
しかし、ひまり、巴、つぐみにあっさり見透かされます。
ほんの些細なきっかけ(宿題の締め切りを間違える、パンを選ぶのが長い)で
メンバーが心配し始めるのはAfterglowだからこそですねw
ひまりや巴がモカを励まそうとするシーンでは、ひまりと巴が過去に悩みを乗り越えたからこそ出てくる言葉ばかりで、ガルパの良さがめちゃくちゃ出ていましたね。
(めっちゃ泣いたw)
2.蘭から”見える”もの
一方、蘭はつぐみからモカの様子がおかしいことを聞かされます。
蘭は「いつも通りに振る舞うなら、そのモカを尊重する」という答えを出します。
蘭らしいですよね~~
なんだかんだモヤモヤした状態のまま、蘭の出展した展覧会にモカ、ひまり、巴、つぐみの四人で遊びに行きます。
蘭の作品に使われていたお花は「サザンカ」でした。
私は花言葉がどちゃくそエモいのかと思ったのですがその遥か上をいく答え。
幼少期に公園で蘭とモカたちが出会うきっかけとなった「おみせやさんごっこ」で蘭がモカに代金として支払ったお花。
それが「サザンカ」だったそうです。
幼少期からずっと一緒にいてくれたメンバーへの感謝を伝えるために蘭はサザンカを使いました。
※感謝を伝えるように促したのはつぐみという部分もつぐみらしいアプローチで良きです。
しかし、他のメンバーはそれがサザンカであることすら知らない年頃であるため
誰一人覚えてませんでした。
蘭だけが覚えていたこと。
という点にモカはヒントを得ます。
3.モカのこたえ
帰り道に蘭がモカに対して”どんな時も隣にいてくれていたことへの感謝”を伝えます。
モカは蘭の背中を追いかけるのをやめることに決めました。
蘭が見ている景色をモカが追いかける必要はなく、モカはモカから見えることを大切にすればよいと思えたからです。
人は人、自分は自分。
それでも重なる部分があれば一緒に、いつも通り過ごせる。
そんな感情をモカは「Sasanqua」という楽曲に乗せてメンバーに伝えました。
4.このストーリーからの学び
おじさんになってしまった私が感じたのは小学生の頃から仲のいい友人との関係についてです。
まったく違う人生を歩んでいますが、なんとなくお互いが行きたいタイミングで定期的に飲みに行きます
飲みに行って話すといつも通りの雰囲気がそこにあります。
違う景色を見ていても、重なる部分がありお互いの存在を認識し合っていれば
友人関係ってずっと続くんだなぁと。
定期的に返ってくる場所。みたいな安心感があるしそれがあるから精神が安定するのかなぁと思います。
では、今回はこの辺で!
読んでいただいた方、ありがとうございました。
※最終更新日 2019年10月22日